親子コーチング2

【対話の必要性〔聴く〕】

親子の対話の重要性はどんな親も理解しているはずです

1) ところが、喋っているのは親ばかりで、子供は黙ったまま
これでは、対話ではありません、独り言です

この場合、考えられる原因は
親が自立をしていない
親が精神的に子供にもたれかかっている
親にとって、子供だけが生きがいになっている

「あなたは私の命」なんて言われたら、愛されていると感じるより、
重たくて仕方ありません

勉強や塾、習い事のことばかりしか考えられない親に見られがちな傾向です
「命さえあれば、生きき方はいくらでもある」というくらい
おおらかで、広い視野を持つと、子供は気が楽になるのです。
そして、親は親の人生を生きることが大切です。

2) 本来の対話とは相手からの気持ちや未来の行動の指針を
引き出していく会話です。話すことより聴くことにウエイトがあるといっても
よいでしょう。ここで、コーチングでは
相手の意見を絶対否定しないで、最後まで聴く姿勢が大切です。
慣れるまで、骨の折れる作業かもしれませんが、
上手に、傾聴できるようになれば、今子供が何を考えているのか
とても良く分かるようになります。

また、子供も、否定されずに聴いてもらえた事により、思いを
受け取ってもらえたという、安心感に満ち、親に対する
信頼感も湧くのです。そのことが何よりも重要なのです。

そして、さらに重要な事は、親の日常的な「在り方」です
「両親は自分のことを思って、言ってくれている」と思えば
耳を傾けますが、親の、エゴで言っていては、子供は聴く耳を
持ちません。それは、たとえ幼くても敏感に感じるものです。

子供は、幼いときから、親を試しています
口の利けない乳幼児でも、自分の要求を親が聴いてくれるか
絶えず、試し、見ているのです。

3) もう一歩進んだ対話は、お互いの気持ちや思いが分かり
さらに未来に向けて、改善点や方向性、夢までもが、共有できるような
対話です。一緒に共感できれば
親子がともに成長できるのです。

<コーチング対話事例>

「今日学校どうだった?」
「う、うん」
「テストどうだった?」
「あんまりよくなかった・・・」
「あんまりよくなかった・・・というのは、何点だったか聞いてもいい?」
「45点・・・」
「そうか・・・45点というのは、うれしかった?それとも・・・」
「あんまり・・・うれしくなかった・・・」
「じゃあ、今度からどうしようか」
「・・・」
「ママもねーテストの点悪かったことあるよ・・・自分ではもう少し
できると思っていたんだけど、わかっているつもりが、
あんまりわかっていなかったみたいでさ」

「ぼくもそうだった・・・」
「でもあなたは、この前80点だったじゃない。だから今回は45点だったけれど
次のテストでは何点位取れそう?」

「80点くらいかなー」
「80点取れたらどうなるの?」
「嬉しいと思う・・・」
「そうよね、ママも嬉しい。80点取ったらケーキ作っちゃおうかなー」

母親は、子供が話したくないと思っていることを察して
「聞いてもいい?」と、許可取りのスキルで話しかけています
子供の立場を尊重し、子供を否定していません。

「嬉しかった?」と、問いかけると「嬉しくなかった」と答えがちですが
「それとも・・・」を使うことで、子供から気持ちを引き出しています

過去を振り返るだけでは、前向きな姿勢に向かいずらいもの、そこで
「これからどうする?」に話を切り替えることが重要
その後の、子供の沈黙の間も、充分取ってあげることが大切です
沈黙の時間を恐れずに
子供が口を開くのを待っても良いと思います

過去の成功を誉めることで、子供の自信を回復させます
さらに、夢やビジョンを語らせて、成功のイメージを
湧かせてあげるのもよいことです。

頑張った見返りを与えることも大切です。
子供にとってお母さんの手作りは効果的です。

こんな風に親子コーチングをふまえた対話ができるようになると
良いですね。

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