児童期3

【高学年の児童は信頼関係再確認の時期】

4歳から9歳頃までは、模倣の時期が過ぎ、自分で考え
自分を主張し、自主的に行動するようになる時期です。

そして、10歳を過ぎた頃からは、人間としての精神を持ち
人間としての行動ができるように、技術の習得も進み、
運動機能の活性化も進み、反射的な運動神経は10歳までに決るとさえいわれています
10歳頃は、子供時代のゴールかもしれません
そして

思春期前期を中学生
思春期中期を高校生
思春期後期を大学生と
考えると

小学校高学年の5~6年生は思春期前の大切な時期です
この時期、子供は大人になるためのスタート点

赤ちゃんは生後1年の間に母親との信頼の絆を結びます
それが、うまくいかなかった、母子間に信頼関係を結び直す
再度挑戦できるチャンスの時だと思ってください

私のお教室でも、この時期の子供達は、思いもよらぬ行動を取って
ビックリさせられたり、親を悩ませたりしています

この時期は身体の成長も著しく、ホルモン分泌の作用によって、自律神経の
バランスが崩れるために、しばしば、喜怒哀楽が激しくなったり、メソメソしたり
愚痴っぽくなったり、反抗的になったり、これまでに無い態度を見せることが
多々あるのです。「赤ちゃん返り」して、お母さんにベタベタ甘えることも
とても多いです。この時期、不安症が酷くなり登校できない子もいました。
親達は、急のことで、みな慌て、驚き焦り、私の前で涙を流す事も…

経験の浅い担任などは、「精神科で見てもらってください」と親に言う場合もあります
私の生徒も、担任にそう言われました。私は、「断固その必要はありません。
たっぷり抱きしめ、たっぷり話を聞いてあげ、愛していることを充分すぎるほど伝えて
ください」と、お母さんに言いました。
4ヶ月ほどで、いつもの元気で明るい子供に戻りました。

この時期に、今後訪れるいかなる試練も乗り越えていけるように
親への信頼感・自己肯定感をしっかり持たせてあげて欲しいです。

甘えてくる子供に対して
「気持ち悪い、身体ばかり大きくなって中身は子供なんだから、しっかり勉強しなさい」
なんて、お門違いな対応をすると、子供は親に対して不信感を持ち、親子の信頼という絆を
結ぶことができなくなります。

兄弟が多かったり、病弱の兄弟がいて、小さい頃手をかけてあげることが
できなかった場合はなおさら
「あなたが良い子で本当に助かったわ。ありがとう。今まで、手をかけてあげられなくて
ゴメンね。いま充分甘えていいのよ」と、受け止めてあげてください。

甘えと違う行動に出る場合、不登校や、拒食症、また、万引きなども
何故そのような行動に出てしまうのかを考え、子供の要求を徹底して受け入れましょう。

甘えさせてはかえって良くない、悪い影響が出るのではないかと心配する必要は
ありません。この時期に、母親から無条件で限りなく愛されているということを
子供が体感できるようなことを、してあげてください。
ひたすら愛し、甘えさせてください。その体験こそが、今後の成長の
基礎となり、健全な大人になるための基礎になるのです。

母親にとってそれは、改めて母親としての愛情が試されていることになります。
子供は、母親に見捨てられるのではないかと不安を抱きつつ
自分のために何処までしてくれるのかを無意識に見ようとしているのです。

たとえば学校で微熱が出たとします、連絡を貰って、「微熱なら1人で帰ってきなさい」
ではなく、学校まで必ず迎えに行きましょう。自分を心配して、わざわざ
時間をさいてくれたという、実際に目に見える行為がここでは
親子のスキンシップになるわけですから。

今ある子育ての時間は、かけがえのない時間であることを忘れずに

そして子供に対して大切な5つをいつも、心に留めておいてください!

やさしくみつめる
やさしく微笑む
やさしく話しかける
ほめる
触る

これを毎日必ず実行して下さいね

(追記)お教室で、精神面で急に対応が難しくなったり、
兄弟姉妹の扱いのご相談を良く受けます、その時々、対処を含め
♪いろいろ子育てアドバイス♪で、様子など更新していきたいと
思っています、ご覧になってください



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