親育ち 3

【親がやってはいけないこと】

「あんなに良い子だったのに、どおして」

と、思春期に家庭内暴力、拒食、過食症、家出、ひきこもりなど、さまざまの
問題を抱え、辛い親子関係に陥っている家族が沢山います。

思春期の子供に起こるさまざまな問題は、突発的なものではなく
思春期特有の身体の変化や情緒の揺れが引き金になって、それまで溜まっていた
我慢やストレスが、もはや体内におさまっていることができずに、
その子なりのやり方で爆発したのです。

さあ、思い返してください、たとえば、子供が小さい頃に
お母さんに話を聞いてもらいたくて何度となく話しかけて来たときに

「今忙しいからだめ、それより宿題済んだの」・・・

この「だめだ」という言葉をできるだけ言わないでいてあげることが大切なのです

仕事を持つ母親は
疲れて仕事から戻ってきた時に、まつわりついて来る子供に

「お母さんは昼間働いて忙しく疲れているの、そんなにベタベタしないで」
「自分のことは自分でやって」・・・

こんなふうに話していませんでしたか
人は、つい言ってしまうことですが、これは絶対言ってはいけない事なのです
絶対は難しいですね、でも、可能な限り、言わない努力が親も辛抱ですが必要です

子供は相手にしてもらえない淋しい気持ちや、辛い気持ちをこれ以上味わいたくない
と、見切りをつけて話を聞いてもらうことを放棄するのです。

たとえ話を聞いてもらっても否定され続けたり、過度に干渉されることも
子供にとって同じように辛いもの、だから無反応になるのです

それを、「聞き分けの良い手の掛からない子」と勘違いしてしまうのです

子供が話しかけてくれないと嘆くお母さんは
お母さん自身で、そんな子に乳幼児の時にしてしまったのかもしれない
ということに、気付いてください。

「親は疲れて帰ってくるのだからがまんしよう」と少し大きくなれば
自分を律する(自律)できるようになるのです。
それまでの、子供がほんの小さい時は、子供のまつわりつきやお喋り、甘えに
とことん付き合いましょう、それは、ほんの数分でも、子供は満足するのです。

子供は、いつも話を聞いてくれる、いつでも甘えさせてくれると思うと、だんだん
それが特に喜びではなくなってくると同時に
親はいつも自分の要求を満たしてくれるという満足感に満たされ、
要求はエスカレートすることなく、自律への道を自然に歩もうとするのです。


仕事で疲れているのは親の勝手
幼い子供には理解できません
怒られたり、無視されて、相手にされないうちに
親の言うことを素直に聞き入れているように見える、
主張しない子に育っていくのです
その果てに、悲しい思春期を、親も子も迎える結果になるのです

重要なのは親の親としての気持ちと心構え
親の人間性を磨くことが
子供の心の財産になるのです。

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