親育ち4

【大きくなった時の受容について】

育児は乳幼児期に人間の基礎をきちんと育てておけば
児童期、思春期は惰性で転がっていくものです。
しかし、乳幼児期に、信頼関係をうまく結べなかった場合
あとで、色々な事を、補ってあげなくてはいけません。

遅くなればなるほど、それは困難になり
時間もかかります。
しかし、人間は、1度はどこかで、だれかに(親の場合が殆ど)
全面的に受容されることを経験しなくては前に絶対進めないのです。

受容してあげれなかったと、気付いた時点で
親は、大きくなってからでも、受容してあげれば良いのです。
思春期になってしまってからでも間に合うのです。

乳幼児期に親に充分可愛がられてこなかった子供は
かならず、友達に意地悪をします。
また、保母さんに必要以上にべたべたとまつわりつきます。

乳幼児期に充分に子供の要求を満たしてあげないと大きくなった時
赤ちゃん返りをします。
思春期の、赤ちゃん返りは、暴力であったり、親に対する激しい
ののしりであったり、小さな子供が、駄々をこねるのと同じ様に
あれを買え、これを買えと、言うかもしれません。
また、反抗が強くなったり、するのも、すべて、赤ちゃん返りなのです。

思春期のそれらの行動を、どの程度、親や家族が、受け止められるか
許容できるか。この、許容範囲が広ければ広いほど、回復が早いです。

対応として、幼児の時なら、オモチャを買い与えるのではなく、
おんぶや抱っこを存分にしてあげ、子供の満ち足りていない部分を
補充するわけですが、思春期に、おんぶや抱っこは出来ませんね。

この時期なら、子供の食べたい食事を、心をこめて、毎日作ってあげる
事が望ましいでしょう。食事をいい加減にしなければ
それだけで、子供の心の中に、母親に対する信頼の心は
育ちます。これは、毎日の事ですので、小さな心がけが
大きな成果を生むことになります。


育児とか教育は、短期間の特訓は出来ないのです。

持続的で習慣的な心がけが子育てです。
そして、それは子供に心がけさせることではなく
あくまでも、親が一方的に心がけていれば良いことです。

「おふくろの味」とよく言われますが、これも、人格の中核の1部としての
人間味を育てるのに、大きな力になるのです。

親は
親の希望どおりのことを、子供がしてくれる事を喜びに感じるのではなく
子供の笑顔や喜ぶ顔をみて、幸せを感じ
子供の希望に答える事が出来た喜びを感じられる親にならなくては
いけないのです。

広い意味で、人間の幸せは、自分の幸せばかり追求していても
決して叶えられず、
相手の幸せのために生かされていることが、感じられた時に
本当の幸福を味わうことが出来ると思います。

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